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2017年6月号 平成28年の事業用トラック死亡事故の特徴 

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 このほど、平成28年に発生した事業用トラックが第一当事者となった死亡事故を分析した「平成28年の交通事故統計分析結果」(公益社団法人全日本トラック協会)が公表されました。今回はこの分析結果の中から、死亡事故の主な特徴をまとめてみることにしましょう。

車両相互事故の主な特徴

●平成28年に事業用トラックが第一当事者となった死亡事故
   は、258件で前年より50件減少しました。
●車両区分別でみると、大型150件(58.1%)、中型93件
(36.0%)、普通15件 (5.8%)となっており、大型が
  約6割を占めています(図1)。
●事故類型別にみると、 「車両相互」が140件(54.3%)
   で半数を超えており、次いで「人対車両」 89件(34.5
 %)「車両単独」 29件(11.2 % ) となっています。
●「車両相互」全体では、 「追突 進行中」、「追突 駐・停車
   中」、「出会い頭衝突」、「左折時衝突」が、いずれも22
 件 (15.7%)となっており、次いで 「右折時衝突」17件
   (12.1%)、「正面衝突その他」16件(11.4%)となって
 います(図2)。
●「車両相互」を車両区分別にみると、次のようになりま
     す。
・「車両相互」の死亡事故を車両区分別にみると、大型91件
    (65.0 % )、中型46件(32.9%)、普通3件(2.1%)と
  なっています。
・「大型」では、「左折時衝突」が最も多く22件
    (24.2%)、次いで 「追突進行中」 15件(16.5%)と
    なっていますが「追突 駐・停車中」 11件と合わせると
  追突全体では26件(28.6%)となり、最も多くなりま
    す。
・「中型」では、 「追突 駐・停車中」が11件(23.9%)
    で最も多く、次いで「出会い頭衝突」と「右折時衝突」が各9件 (19.6%)となっていますが、「追突 進行
    中」7件(15.2%)と合わせた追突全体では18件(39.1%)となり、ほぼ4割を占めています。
・「普通」では、3件のうち2件が 「出会い頭衝突」です。

●交差点における「歩行者・自転車」との死亡事故をみると
・左折死亡事故は、歩行者7件、自転車19件の計26件で そのうち大型  が歩行者3件、自転車19件の計22件(84.6%)と8割以上を占めています。
  また、左折時の自転車との死亡事故は全て大型です。
・右折死亡事故は、歩行者13件、自転車1件の計14件で、そのうち大型は歩行者7件、自転車1件の:計8件(57.1%)で約6割を占めています。 

死亡事故を防止するために

◆追突事故を防止するために、居眠りや漫然運転に陥らないよう早めに休憩をとるなどして、常に運転に集中し
 ましょう。
◆車間距離を十分とるとともに、前方をよく見て、渋滞等で停止し
 ている車を見落とさないようにしましょう。
◆交差点事故を防止するために右左折時は、必ず徐行して進行しま
 しょう。
◆交差点左折時は、特に自転車の有無をしっかり確認しましょう。
◆交差点右折時は、特に歩行者の有無をしっかり確認しましよう。
◆見通しの悪い交差点では、一時停止か徐行をして安全を確認しましょう。



                    ※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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