運送RMニュース - バックナンバー

2017年5月号 輸送安全規則の「解釈及び運用について」の改正

オリジナルファイルのダウンロード(PDF)

 「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針・国土交通省告示第1366号」(以下、「指導・監督の指針」という)が一部改正され、平成29年3月12日に施行されましたが、これに伴い「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」(以下、「解釈及び運用」という)も平成29年3月12日に施行されましたが、これに伴い「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」(以下、「解釈及び運用」という)も平成29年3月10日に改正され、平成29年3月12日に施行されました。改正されたのは、初任運転者に対する指導に関する事項です。今回は この改正事項について紹介します。

改正事項1 初任運転者に実施する「運転の実技」に関する事項

「指導・監督の指針」第2章2の(2)「初任運転者に対する特別な指導の内容及び時間」の②において「安全運転の実技」が、次のように定められています。

 【指導監督の指針】
◆実施内容
 実際に事業用自動車を運転させ、道路及び交通の状況に応じた安全な運転方法を添乗等により指導する。

◆実施時間
 20時間以上

これについて、改正された「解釈及び運用」では、次のように説明されています。

解釈及び運用】
◆実施内容
 「添乗等により指導する」とは、原則として添乗により安全運転の実技を実施することを指し、安全運転の実技を実施するための場所を有する外部の専門的機関を活用する場合にあっては、添乗に代えて、ドライブレコーダーの記録により運転者の運転状況を確認し、指導することができることとする。
◆実施時間
 指導監督指針第2章2(2)②の趣旨は、一般貨物自動車運送事業者等において、運行の安全の確保に必要な実技に関する指導の徹底を期するものであり、したがって、一般貨物自動車運送事業者等は、運転者の技量を見極めつつ、運行の安全確保に支障がないと認められるまで、当該運転者に対して指導を継続して実施する必要があり、20時間の実施では必ずしも十分ではないことに留意しなければならない。

改正事項2 初任運転者に実施する指導の実施時期に関する事項


 「指導・監督の指針」第2章3の(1)「指導の実施時期」の②において、初任運転者への指導の実施時期が次のように定められています。

【指導監督の指針】
◆初任運転者への指導の実施時期
 当該貨物自動車運送事業者において初めて事業用自動車に乗務する前に実施する。ただし、やむを得ない事情がある場合には、乗務を開始した後1ヶ月以内に実施する。

これについて、改正された「解釈及び運用」では次のように説明されています。

【解釈及び運用】
◆初任運転者への指導の実施時期
 指導の実施時期については、「やむを得ない事情がある場合」のほか、添乗による安全運転の実技により一般貨物自動運送事業者等が安全な運転に必要な技能を備えていると判断した運転者に対しては、その後の添乗による安全運転の実施に限り、乗務を開始した後1ヶ月以内に指導を実施しても差し支えない。



                    ※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

TOPページへ戻る

おすすめコンテンツ

  • 地域AD倶楽部
  • ベルマーク運動
  • 運送ラボ
  • 建設ラボ
  • フード&アグリラボ
  • 保育・こどもねっと
  • ケア・フレンズ
  • ベストケアサポーターのご紹介
  • eco now
  • インターリスク総研