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2015年11月号 夜間走行に潜む危険と事故防止のポイント

夜間走行に潜む危険と事故防止のポイント

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 平成26年における事業用トラックの昼夜別の交通事故発生状況をみると、交通事故(人身事故)全体では昼間のほうが圧倒的に多いのですが、死亡事故では夜間のほうが多くなっており、夜間の事故は死亡事故などの重大事故につながりやすいことを示しています。そこで今回は夜間走行に潜む危険と事故防止のポイントについてまとめてみましょう。

夜間走行に潜む危険

  • 夜間に死亡事故などの重大事故が発生しやすい要因としては、夜間は昼間に比べて交通量が少ないためにスピードを出しやすいこと、暗いために特に歩行者や無灯火の自転車の発見が遅れることなどがあげられます。特に右左折時やカーブ走行時などはヘッドライトが進行方向からずれてしまうため、歩行者などの発見が遅れやすくなります。
  • 夜間は判断ミスも起こりやすくなります。例えば、トラックは夜間に高速道路を走行することがよくありますが、故障等で路肩に停止している車両を走行車両だと誤認し追突することがあります。
  • 交差点右折時には、対向車の存在はヘッドライトでわかっても、対向車の速度や対向車との距離の判断は難しくなります。特に対向車が二輪車の場合はヘッドライトがひとつなので、実際よりも遠くに感じたり速度を遅く感じて、自車が先に行けるという誤った判断をすることがあります。車体の長いトラックは右折に時間がかかるだけに、余裕のない右折は事故につながります。

夜間の安全走行のポイント

  • 夜間は速度を遅く感じやすく、無意識のうちに速度を出し過ぎてしまう傾向があるといわれていますから、勘に頼らず、時々スピードメーターをチェックするなどして速度をコントロールしましょう。
  • 高速道路などの道路照明の少ない暗い道路では、前車をヘッドライトの照射範囲内に確保しようとして車間距離をつめる傾向があるといわれています。車間距離がつまれば追突事故を起こす危険性が高まりますから、意識して車間距離を保持するようにしましょう。
  • 「高速道路に停止車両はいない」という思い込みをすると、停止車両と走行車両の見極めが遅れるおそれがありますから、そうした思い込みはせず、車両の動向をよく見て正しく見極めましょう。
  • 右折時に対向車のヘッドライトが接近しているときは、無理をせず対向車が通過するのを待ちましょう。
  • 右左折時やカーブ走行時はヘッドライトが照らさない部分にも十分注意し、何か動くものの気配を感じたときは歩行者かもしれないと考えて、しっかり安全確認をしましょう。
※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。
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