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2015年9月号 事業用トラックの死亡事故の特徴

事業用トラックの死亡事故の特徴

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 このほど、平成26年中に発生した事業用貨物自動車(軽自動車を除く)の交通事故を統計分析した「事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例」(公益社団法人全日本トラック協会発行)が公表されました。今回はこのデータに基づいて、事業用貨物自動車の交通事故の主な特徴をまとめてみることにしましょう。

死亡事故の主な特徴

  • 事故類型別の死亡事故では、横断中の歩行者との事故が73件(約22%)で最も多く、次いで追突事故58件(約17%)、左折時衝突32件(約10%)、出会い頭衝突29件(約9%)、右折時衝突17件(約5%)となっています。
  • 事業用貨物自動車の事故による死者数を対象別にみると、歩行者が121人(約36%)で最も多く、次いで自転車74人(約22%)、貨物車51人(約15%)、乗用車30人(約9%)、自動二輪・原付28人(約8%)となっており、歩行者と自転車で6割近くを占めます。
  • 歩行者の死者数を年齢層でみると、65歳以上が76人(約63%)で、ほぼ3分の2を占めています。また、自転車の場合は65歳以上が39人(約53%)で過半数を占めています。
  • 法令違反別では、漫然運転が78件(約24%)で最も多く、次いで脇見運転51件(約16%)、安全不確認40件(約12%)、歩行者妨害29件(約9%)、交差点安全進行義務違反27件(約8%)となっています。
  • 時間帯別の死亡事故では、明け方の4~6時が47件(約14%)で最も多く、次いで2~4時37件(約11%)、8~10時33件(約10%)、0~2時31件(約9%)となっています。

死亡事故防止のポイント

●高齢の歩行者・自転車には特段の注意を!

交差点はもちろんのこと、単路を走行するときも歩行者や自転車の動きによく目を配りましょう。特に、高齢歩行者や高齢者の乗った自転車には特段の注意を払いましょう。

●漫然運転に陥りやすい深夜から明け方は要注意!

死亡事故の4件に1件は、漫然運転によって発生しています。特に深夜から明け方は疲れや眠気などにより漫然運転に陥りやすくなりますから、無理はせず早めに休憩をとるなどして漫然運転を防ぎましょう。

※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。
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