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2011年 12月号 5Sの徹底”は、物流品質の基本

“5Sの徹底”は、物流品質の基本

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忙しい時こそ、普段の積み重ねが物を言う!
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暮れの慌ただしさもいよいよ本格的となってまいりました。景気のよくなる要素など無かったはずなのに、今年も街並には年末の活気が溢れています。ショーウインドウいっぱいに飾られたクリスマス用品を眺めていると、何やら例年とは異なる安堵感が湧きあがって参りました。一方で、さしずめ物流の現場は生きたショーケースかな…とも考えます。お客様はいつも、いわゆる“会社”にしか来ないと思ったら大間違いですし、作業場や倉庫を自らアポなしで訪れることだってあるかもしれません。トラックなどの車に至っては、常々申し上げておりますように日本全国の公道を“会社の宣伝を兼ねつつ”走り回っているわけで、一歩間違えばとんでもないPR活動につながりかねません。これは経営者の皆様にしてみれば心穏やかではいられない事態でしょう。部下を信じるということは、とても徳の高い考えで尊敬に値するものですが、それなりに事前の教育や信頼関係の構築が基盤になければ、空しいものになってしまいます。
師走に入り本物の忙しさが訪れてくると、“安全”とか“整頓”などという、仕事に直結しない部分からどうしても視界に入らなくなりますが、いずれも守られなければ、スムーズな物流や会社の利益が著しく損なわれる重要事項です。いつ、誰に見られても恥しくない物流の現場を今のうちに確認・徹底しておきましょう。
必然的に荷物が増えてくるこれからの時期、特に食品を扱うことの多い処は、倉庫や車の庫内も乱れたり汚れたりしがちです。「大幅に増えた食品の注文輸送に対応すべく、紹介された物流会社を訪れ、ピカピカに洗車されたトラックに安心して契約を決めた。一応念のため確認したトラック庫内は、ケースが散乱し、臭いや汚れも目立ち、一転何とも不快になり断った。」というお話、先日伺ったばかりです。あってはならぬことですが、油断すると今日にでも起こりうることかも。
納得していただけた方には、まず“5S”の再認識と徹底をお勧めいたします。いわずと知れた(整理、整頓、清掃、清潔、躾)。この簡単な文言の中には、物流品質をがっちり支える優れた要素が全て詰まっている、と言っても過言ではありません。誰が見ても安心できるような“物流のショーケース”を魅力あるものにするためには、ここを押さえねばなりません。すでに普段からこの5Sを実践しておられる企業も多いと思いますので、詳しい解説は省きますが、例えば不要と思われる物やスペースに“赤札”を貼り付け、処分もしくは保管するところから始める…など実施の方法はいくつかあります。残り少ない年月の中で、何を選んで実行するかは各社の状況次第と思われます。
近年まれに見るほど“幸福”から縁遠かった1年ではありますが、残る日々を大切に守りつつ、来たる飛躍の年へ何としても繋げたいものです。2012年の歴史に皆様の確実な前進の軌跡が刻まれますことを、心よりお祈り申し上げます。

与党税調、自動車税制の今後に注目、重量税など軽減なるか
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民主党税制調査会(藤井裕久会長)は11月18日、2012年度税制改正に向けた政府への要望をまとめました。車体課税については昨年末の税制大綱で「エコカー減税期限までに税制の簡素化・負担軽減を行なう方向で検討する」とされていました。これを受けて与党税調では、「車体課税の廃止・抜本的な見直しを求める」としました。
経済産業省や国土交通省が自動車税の簡素化・負担軽減を求めているのに対し、財務省は重量税7,218億円、取得税1,920億円の税収減少につながるため真っ向から反対しています。また国交省は大型車両の衝突軽減防止装置など先進自動車への特例措置も求めています。
自動車税制を巡っては毎年暮れになると大きな論議となりますが、「当分の間税(暫定税率)」などの例でも明らかなようにいつも結論は先送り、とされてきました。12月10日を目処に決論が出される予定ですが、先行きは不透明な状況となっています。物流業界にとっては、車体課税と同様に燃料課税の先行きも気になるところですが、今回は全く論議されていません。これまでの負担が継続する公算が高いと懸念されています。

ロジネットジャパン、大阪の物流企業 青山本店を買収、西日本のネットワーク強化目指す
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札幌通運と中央通運のホールディング会社 ロジネットジャパンは、来年1月末大阪に本社を置く物流会社 青山本店の発行全株式19万6千株を取得し、完全子会社とすることになりました。通運2社のネットワークと青山本店の持つネットワークによるシナジー効果を目指す、としています。
青山本店は1971年設立の物流企業で、資本金9,800万円、九州・四国を含む西日本エリアで食品輸送と保管のノウハウを組み合わせた物流サービスを展開、銀河ロジネットとしてのネットワークを活用し、大手食品メーカーを中心に強固な顧客基盤を持っています(今年3月期売上高67億2千万円)。一方、ロジネットジャパンは北海道と関東を中心に、鉄道コンテナ事業などを展開、近年はM&A手法によって本州地区での事業拡大を進めてきました。鉄道コンテナ事業では全国網を構築できていますが、貨物自動車運送部門では西日本エリアが手薄となっていました。青山本店のネットワークも活用し、全国ネットを進めていく、としています。

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