運送RMニュース - バックナンバー

2011年 7月号 夏を乗り切るキーポイント、パワーセーブで賢いビジネス!
夏を乗り切るキーポイント、パワーセーブで賢いビジネス! ドラッカーの経営理論が国内で再びブームとなっています。しかしドラッカーはブームの火付け役となった映画や高校野球のためではなく、企業が差別化を図り勝ち抜くための戦略にあります。

夏を乗り切るキーポイント、パワーセーブで賢いビジネス!

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物流業の基本は外さずとも、何かひと味加えよう
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2011年も折り返し地点を迎え、多くの国内企業も経営の見直しや戦略変更を検討し始めています。震災一色で塗りつぶされた今年前半を、願わくばV字回復で払拭したい、との思いが各方面から伝わって来るようです。ただ、一時は崩壊寸前かと思われる程まで弱り切った産業全体。今はまだ体力増強のために、時間を費やすことを大切にすべきでしょう。また同時に、使う体力も最小限に留め置くことが理想です。要するにムダなことはしない、ムダなお金も使わない戦略―、どこかで聞いたことがありそう、ですか?そう前号でも少し触れましたが、これもドラッカーの理論です。彼の言う勝利の方程式は、“戦わず勝つこと”、“勝てる相手としか戦わないこと=勝てるマーケットで戦うこと”。今まさに使いたい戦略とも言えそうです。現在の物流業にもこれをあてはめてみたいと思うのですが、いかがでしょう。
長きにわたり受注産業の代表格であった物流業ですが、そこには荷主と着荷主の間に位置し、自らの視野を拡げずらいという独特の形態がありました。しかしながら荷主に言われるまま、地点間を往復することが物流業、という定義があるはずもないのです。大体産業と名が付く以上、物流抜きでは、生きてゆけません。言いかえれば物流業というもの、どの様な種類の企業とも関わってゆける得な立場にあるはずなのです。マーケティングさえ的確に行なえば、周りには手つかずの市場がまだまだあります。これが“勝てるマーケットで、戦わず勝つ戦略”なのです。とは言え、そこには多少の工夫や努力も必要です。
今や物流サービス業を唱う我々ですから、常に“顧客目線”と言うものを忘れてはいけません。その謙虚な姿勢が、新鮮な発見へとつながります。例えば今ではよく聞く様になった“買い物代行”や“家財道具一時保管”などは、まさに顧客のニーズにピタリとはまった商品でした。戦い方は色々です。問答無用で“運送屋”を貫く、というスタイルもそれはそれで個性でしょう。ただ限られた力とお金を長く大切に使ってゆくという意味では、入念にマーケティングを繰り返し、市場を絞りこんで行った方が効果的です。お客様にとっても、こちらの方が“うれしい結果”につながります。
せっかくのマーケティングも有効に活用しなければ、時間のムダ遣いに終わってしまいます。良い結果につなげるためにも知恵を絞らねばなりませんが、その際現場の意見も十分に聞き、出来る限り時間をかけて戦略を練っていただくことをお勧めします。最終的に結果を出してくれるのは現場スタッフですから、彼らのモチベーションは常に上げておく方が賢明なのです。これはまさに幹部の皆様がお得意のマネジメントの分野になりますが、冒頭に述べたドラッカーもマネジネントの重要性を“事業の生産性と働く人の達成感を満たすこと”と明言しています。間違いない気が致しますね。仕事の手は抜かずとも、肩の力は抜いた上で戦いに勝つ、勝利のカギはやはり人の活用=マネジネントにありそうです。


公正取引委員会、物流取引15件に注意、「優越的地位の乱用」を摘発
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公正取引委員会は、荷主の優越的地位の乱用による取引[優越TF)の状況をまとめました。“優越的地位の乱用”禁止は2009年11月、新たに規定に設けられ、公取委ではアンケートなども実施し、その動きを監視してきました。
発表によると、全体で1件に法的措置、55件に注意が行なわれました。取引形態別にみた場合、小売業者(スーパー、ドラッグストア等)による納入取引が27件と最も多く、次いで物流取引が15件、その他の取引が13件となっています。さらに行為類型をみると、小売業者(スーパー、ドラックストア等)による納入取引については,「従業員等の派遣の要請」が22件、次いで「協賛金等の負担要請」が17件。また物流取引については、「減額」が8件と最も多く、次いで「購入・利用強制」が7件の順でした。なお取引形態に関係なく、優越TFにおいて注意を行った事案を行為類型別にみた場合には、「購入・利用強制」が26件と最も多く、次いで「協賛金等の負担要請」が24件でした。公取委では優越TFの注意を行う際には、すべての事業者に対し面談を行った上で、指導をしています。今後とも公取委では優越TFの監視強化していく、としています。

TLロジコム、コスモス薬品の物流3PL受託。四国を出発拠点とし、いずれは全国展開へ。
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SBSグループのティーエルロジコム(鎌田正彦社長、東京都墨田区)は6月10日、コスモス薬品(福岡市)から四国地域の物流業務を3PL受託、5月28日に業務を開始したと発表しました。
コスモス薬品は、九州を中心に西日本エリアで約400店舗を展開する大手ドラッグストアチェーンで、「ディスカウントドラッグコスモス」の店舗名で、一般医薬品のほか生活必需品などを販売。地域密着型の運営が支持され、急成長しています。 今回受託した業務は、コスモス薬品が四国地域に展開している全37店を対象にした3PL業務で、店舗配送と商品管理業務を行うものです。同社で香川物流センター支店を新設、同センターで取り扱う商品は医薬品、化粧品、日用雑貨、食品など多岐にわたります。3PL業務の受託に伴い、ティーエルロジコムは香川物流センターに社員5人、パート約100人、配送車両20台の体制を敷き、24時間稼動で対応することにしています。4月24日に準備作業を開始し、5月28日から四国地域の全店舗に向けて本格稼動させました。ティーエルロジコムでは「西日本で初の3PL業務受託。3PLのトップブランドを目指し、顧客に満足してもらえるサービスを提供していく」としています。


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