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2011年 4月号 苦しくとも再び訪れた4月、キラリと光るスタートを切ろう!
苦しくとも再び訪れた4月、
キラリと光るスタートを切ろう!

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新年度はまず原点に帰る。まずは人材発掘から!

イメージ画像1  いつになく長く長く続いた寒さは、気がつけば日本の国と経営を冷たい雲で覆い尽くしていました。昨年来の燃料高騰は、治まるどころ か加速の一途をたどる有様。物流業者にとって命の水である軽油に至っては、特に容赦のない価格で推移しています。政治や経済、そ して災害と、何かが少し揺れ動く度に良くも悪くも大きな影響を受ける、物流業とは実にデリケートな業種なのです。厳しい経営環境がな かなか改善されぬまま新年度を迎えた企業は本当に多く、時間と予算が確保されないせいで、新人受け入れを断念したところもあります。 目の前のモヤが、払っても払ってもなかなか消えてくれない、―こんな時は例えば会社の場合、企業内の体制整備や強化にじっくり取り 組む、という手もあります。
 先に述べた新入社員の件も、“外でなく内に目を向ける”、発掘の方法があるということ、御存知ですよね。会社 組織の大小にかかわらず、企業の中には自らの能力を十分に発揮できない“もったいない人材”が必ず存在します。学歴もあり資格もあり、 在籍年数も経過してそれなりの経験もあるはずなのに、何故か結果に結びつけられぬ社員、思い当たりませんか?“性格も真面目なのに、 要領が悪いんだよ”などという言葉で処理されてしまいがちな方々ですが、なんとかこのような社員にスイッチを入れることができれば強力 な武器になってくれそうな気が致します。
 スイッチと言えば昨今のトラックはボタンひとつでエンジンもかかってしまいますが、思い出してみ て下さい。冬の寒い日、ドライバー達は火鉢を持ち出してエンジンの下を温め、またヒーターの加減を調整しつつエンジンをかけ、まさに 車と一心同体で仕事に臨んだものです。当然プロドライバーはトラックに関する詳しい知識を一通り持つことになり、日々の業務が全て価 値ある経験の蓄積につながって行きました。しかし車の性能が飛躍的に向上した2011年の今もこれと全く同じことを致しましょう、という訳 には参りませんし、その必要もなくなりました。ただ自らの仕事に誇りと自信を持てる社員が少し不足気味とも思える今、 “もったいない人 材”を何とか引き上げていかなければ会社の“元気”は望めません。やはりここは幹部の方に一役かっていただき社員やドライバーの意識 改革と、自信を持たせるためのスキルアップに少々時間をさいていただくことが大切です。ドライバーを例に取ると、“運転技術さえ優れて いればいいだろう”から一歩進み、簡単な故障ならなおせるようになりたい→システムの仕組みを詳しく知りたい→などと意欲が出てくるこ とが理想なのですが・・・。
 ただ、一つ忘れてはならないのが今のドライバーに求められる能力が“浅くとも広い”ものである、ということです。 請け負うものにもよりますが、大ていの場合1人のドライバーが“運ぶ”だけの役割で終わることは稀です。設置をしたり、営業したり、リサー チしたりなおかつ笑顔や清潔感まで求められる、―これが現代のドライバーに求められる姿、大変ですが時代の流れには逆らえません。 とは言え御指導なさる方には、“それでもドライバーの基本は「車」なくしてはありえない”、ということを根底に事を進めていただきたいと思 います。一日の殆どの時間を共にするトラックや車の仕組み・整備、そして清掃・洗車に安全な運転技術、車にまつわるこれらを最も重要 事項として認識できない内は、営業もリサーチも必要ありません。指導する上ではまず直接仕事とは関係なくとも、将来の夢や希望を尋ね 仕事を通して実現するすべを話し合ってみる、などの時間を取ることも重要です。気持ちを上に向かせた上で、プロドライバーであること の誇りや、現代の物流業がいかに重要な仕事であるかを、説いて行きます。これらの教育を新人ではなく、在籍中の社員に繰り返し行っ て下さい。今まで“何となく”仕事をしてきた“もったいない人材”にどこでスイッチが入るかわかりません。宝石になる前の原石も磨いて 削ってを繰り返し、ある時キラリと輝くものです。新年度にあたっての“逸材発掘”、是非一度ご検討ください。

経済産業省、燃料不足へ対策。ローリー250台を追加投入。

イメージ画像2 経済産業省は3月28日、東日本大震災の被災地と関東圏に対する燃料供給状況を発表しました。 同日中に福島原発周辺地域の支 援要請に対し、ほぼ全量を供給する見通しとなったほか、東北地方に追加投入したタンクローリーも250台を突破。東北地方には、さらに タンクローリー300台を投入することになっています。(28日までに252台を投入済) 被災地からの支援要請に対しては、27日までに病 院などに対し、1.1万キロリットルのガソリン・軽油を搬送しています。 福島原発周辺地域に対しては、福島県からガソリンなど約980キロリットルの支援要請がありましたが、28日中までに全量を供給するこ とが可能となりました。燃料不足が大震災後著しかった関東圏では、すでに21日から平年並みの供給量を回復しているとの見解を国土 交通省合同部門会議で発表しています。しかし、現在供給が不足している地域もかなりあり、末端では悪質な便乗値上げが目立っていま す。燃料は自由化によって小売店がいくら高値で販売しても違法とはなりません。通常は市場原理が働き、他店と差のない価格に落ち着 きます。非常時には、この様に高値で販売されることがどうしても多くなってしまうもの。いずれにせよ、政府の主導による安定供給が行わ れることが必要とされています。

国土交通省、アルコール検知器義務化を5月1日付に延期。

イメージ画像3 国土交通省は25日、4月1日から運送事業者などに義務付けられることになっていたアルコール検知器の使用について、震災により検 知器の生産・出荷に影響が出ていることから、義務化の実施時期を5月1日に延期すると発表しました。 貨物・旅客自動車運送事業者を対象に、4月1日から点呼で運転者の酒気帯び確認のためのアルコール検知器使用が義務付けられる こととなっていました。しかし国交省が調査したところ、アルコール検知器製造・販売事業者でのアルコール検知器の生産・出荷に一部遅 れが生じていることが確認されました。このままでは、一部事業者が装置を設置することが難しいと判断、義務化の日程を1か月延長する ことにしたものです。同省では延期のために必要となる旅客自動車運送事業運輸規則、貨物自動車運送事業輸送安全規則の改正を3 月31日に公布しています。

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