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2018年5月号 年に一度の危険箇所総点検・こんなところが危ない

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■環境危険の高い場所とは?

 年に1回、恒例になった施設内危険箇所総点検活動。その実施方法は次の通り。
①全ての職員に危険箇所点検表を配布し、業務中に気付いた危険な設備や用具を書き留めてもらう。
②1週間経ったら点検表を回収して一覧表にして、危険箇所改善計画表を作成する。
③危険箇所に優先順位を付けて、1年間かけて順次改善して行く。

 毎年実施してマンネリ化してきたら、今年は優先順位を付けて危険を捜してみましょう。最も優先順位が高いのは、重傷事故にながるような環境にある危険箇所です。浴室とトイレは他の場所と異なり、転倒しただけで死亡事故につながる環境危険の極めて高い場所です。例えば、「浴室の排水溝の蓋がツルツルで滑りやすい」「リフト浴の座面が滑りやすい」などの危険は、一つ間違えば死亡事故につながります。また、排泄中に便座から転落して頭部を打撲すれば、死亡事故につながりますから、前手すりを設置するなどの対策が必要になります。過去に危険箇所点検を行った施設の事例を参考に「危険箇所事例集」を作りましたので、参考にして下さい。


■なぜ連休明けに総点検活動に取り組むのか?

 同じ施設に5年も働いていると、施設の設備や用具の危険に気付かなくなりがちです。ところが、新年度を迎える時期には、新入職員や他の施設からの異動などで新しい職員が入ってきます。この新しく施設に来た職員は新しい新鮮な目で、設備や用具を見て危険箇所に気付いてくれます。加えて新入職員の目も大切にしましょう。


■危険箇所一斉点検活動に取り組んだ施設
 昨年5月に「危険箇所一斉点検活動」に取り組んだ特養があります。たった1週間の活動で発見できた設備や用具の危険箇所が約100箇所。その後1年近くかけて20箇所の改善ができました。
浴室の滑りやすい排水溝の蓋を交換したり、トイレの手すりも増やしました。また、用具の危険を防止するために定期点検のルールも作りました。これらの取組で転倒事故や介助中のミスによる事故が30%削減できました。

■他の施設ではどんな危険箇所が発見されたか? 
 
他の施設では、危険箇所総点検活動でどんな危険が発見されているのでしょうか?探す人の目が違うと様々な危険が発見されます。他の施設で実施した危険箇所総点検活動を参考に「施設内危険箇所事例集」を作成しましたので、参考にして下さい。

※点検表はこちら(⇒こちら)           
※危険個所点検事例集はこちら(⇒こちら)                            

  監修 株式会社安全な介護 山田 滋             ※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

 

 

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