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2015年 7月号 施設のホームページのその広告表現、不当表示かも!
施設のホームページのその広告表現、不当表示かも!

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■有料老人ホームに関する不当な表示(公正取引委員会告示第35号・H18.11.1)

 かつて、有料老人ホームのサービス・料金や居住権の広告表示を巡って入居者とのトラブルが多発し、公正取引委員会による警告と実名公表という事態となりました(H11.6.30)。平成16年には「有料老人ホームの不当な表示(公正取引委員会告示)」より不当表示の基準が示され、有料老人ホーム協会によるガイドラインが作成されその遵守が求められました。
 その後16年が経過し、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など高齢者住宅も多様化し、再び競争の時代を迎えています。競争が激化すれば、顧客誘引のための誇大表示によるトラブルも増えてきます。パンフレットや説明書に虚偽の記載をする施設は少ないと思われますが、注意を要するのはホームページのサービス内容の誇張表現です。「看護師常駐で万全の医療体制」等は不当表示に該当するおそれがあります。本年3月から有料老人ホームに該当するサービス付高齢者住宅も「有料老人ホーム設置運営標準指導指針」の対象となりました。法やガイドライン・指導指針などに従いチェックをお勧めします。

有料老人ホームだけでなく特養や老健でも散見される不適当用語

◆不当表示に該当する曖昧な誇張表現

 高齢者施設のホームページの広告表現で問題となるのは、公正取引委員会から警告を受けた「事実と異なる虚偽の不当表示」ではなく、次の不適当用語です。

(事実に反していたり客観的に証明できない場合には表示できない)

◆実際にホームページで見受けられる不当表示のおそれがある表現

特別養護老人ホーム
「24時間体制で万全のサポート」「専門スタッフが24時間万全の体制でサポートします」「万全の施設と充実の介護で安心」「協力病院との連携に基づいた万全の医療体制」
老人保健施設
「万全のケア」「24時間体制で万全の対処をします」「24時間あなたを見守っていてくれる安心」「万全の医療サービス」「万全のサポート体制で安心と安らぎをご提供いたします」
介護付き有料老人ホーム
「万全の安全対策」「日々の健康管理は万全です」「万全の医療介護体制」「だから安心万全の医療体制」「医療面のサポートも万全です」「緊急時の対応にも万全の体勢」「万全の安心安全対策」
サービス付き高齢者住宅
「医療・介護・看護体制万全」「万全の生活サポート・安心の住宅サポート」「医療・介護サポート万全の極上の住宅空間をご提供」「万全の備えと安心のサービス提供体制」「安心して生活できる万全の医療体制」
 ※「各施設種別名」と「万全の」で2キーワード検索して調査(2015年6月26日現在)

※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。
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