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2014年 3月号 転倒防止対策には限界があるので骨折防止対策も併用
転倒防止対策には限界があるので骨折防止対策も併用

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転倒・転落危険のある利用者には床に衝撃吸収材を敷く

■コンクリートに薄いビニル床材を貼りつけた床

 築年数の古い施設はそのほとんどが、コンクリートの表面に厚さ1㎜のビニル床材を直接貼り付けただけの、極めて硬い材質の床になっています。専門家によれば、この床の構造は「むき出しのコンクリートとほぼ同じ硬さ」なのだそうです。転倒しやすくて転倒した時に骨が弱く骨折しやすい要介護の高齢者を、むき出しのコンクリートの床の上で生活させているのですから、「転倒防止のために見守りの強化」と言っても意味がありません。私たちの家にもこんな硬い床はないのです。

●床に敷く衝撃吸収材の条件
(1)薄い素材で車いすが走行できること
(2)表面にある程度の滑性があること
(3)貼り換えやすく使い捨てにできること
(4)消耗品なので安価な物が適している

ジョイントマットは使えない
ジョイントマットは使えない

 多様な転倒防止策を講じるのも良いことですがその効果には限界がありますから、同時に転倒した時ケガを防ぐ(軽減する)対策も併せて講じることができれば効果的です。ジョイントマットと言われる子供部屋などに敷く衝撃吸収マットがありますが、車いすの走行に支障が出たりつまづいて転ぶのであまり適していません。どのような衝撃吸収材が適しているのでしょうか?

 私たちは過去に特養で、裏にソフトラバーという素材の付いたカーペットを使用してある程度の衝撃吸収効果を確かめました。ところが、ある施設の職員がホームセンターで低反発素材のマットを見つけて試してみたところ、カーペットの2倍の衝撃吸収性があることが分かりました。なんとこのマットは低反発素材でできたヨガマットだったのです。
【協力:特別養護老人ホームリバプール(滋賀県)】

あるホームセンターで見つけた低反発素材のヨガマットを活用

低反発素材のヨガマットを活用

 ホームセンターコーナンの店舗でのご購入以外にも、同社のホームページから購入できますのでご利用ください。
http://www.kohnan-eshop.com/shop/g/g4522831373192/

※このマットを床に敷けば転倒しても骨折しないと保証するものではありませんのでご注意下さい。また、ヨガで使用する目的で製造された製品を他の目的で使用しているので、メーカーはその使用の際の結果については責任を負いません。

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