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介護RMニュース

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■行方不明から60時間後に無事保護

 夕方6時に介護付き有料老人ホームで、認知症の男性利用者Mさんが施設を出て行方不明になりました。他の自立の利用者と一緒にエントランスを出てしまったのです。この施設では、認知症利用者の行方不明事故が発生した時の捜索方法が全てマニュアル化されていたため、すぐにマニュアル通りに行動しました。施設職員の必死の捜索と地域を巻き込んだ捜索によって、行方不明発生から3日目の早朝に利用者は無事保護されました。3日間に及ぶ捜索の対応状況を詳細にリポートします

捜索マニュアルを活用すれば利用者を発見できる

■第一段階:初動対応 -近所の捜索と家族連絡・捜索願など-

①Mさんが見当たらないことに気付き職員2名でフロアを5分間捜す➡発見できず

②報告を受けた相談員が玄関のビデオをチェック➡他の利用者と出て行くMさんを確認

③職員4名で周辺1キロ以内の幹線道路を20分間捜索➡発見できず

④施設長が家族に報告して謝罪し、捜索願の了解を得る➡警察に捜索願を提出

⑤職員10名で施設の周囲と入所前に住んでいた住居の周辺を捜索➡発見できず

⑥施設の事務職が交通機関や公共機関に電話で捜索協力を依頼➡依頼先:鉄道の駅・バス会社・タクシー会社・市の介護保険課・市社協・地域包括支援センター

⑦相談員が家族に捜索チラシ配布の了解を求める➡本人の写真貼付を含めて了解を得る

■第二段階:2日目 -捜索チラシ作成配布-

⑧捜索チラシを1000枚作成し地域に配布し協力依頼➡配布先:コンビニ・保育幼稚園・小中学校・出張所・宅急便営業所・宅配ピザ・宅配寿司・新聞販売店・牛乳販売店・ヤクルト販売店・交番など

⑨看護師が市内の救急病院に連絡して救急搬送者を確認➡搬送者に該当無く家族に報告

⑩法人本部で施設周辺の介護事業者に電話で捜索協力を依頼➡約100事業者にチラシを

■第三段階:3日目 -周辺の徹底捜索と駅前チラシ配布-

⑪職員8名で施設周辺人目につかない場所を徹底捜索➡捜索場所:橋の下・大きな側溝・公園のトイレや茂み・資材置き場・工事現場・神社の境内・お寺や墓地・用水路など

⑫捜索チラシを2000枚追加作成して、職員2名で施設の最寄駅の前で配布

万一に備えて行方不明者の捜索マニュアルを作ろう(※マニュアル(案)はこちらをご参照ください)                                                        

  監修 株式会社安全な介護 山田 滋             ※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

 

 


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