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■異食癖のある認知症利用者は断ろうか?

 Mさん(88歳女性)は、重い認知症がある要介護度3の利用者で、毎月1週間程度特養のショートステイを利用しています。異食癖があり時々食べられない物を口にしてしまうことがあるため、職員は目が離せませんが、独歩が可能であちこち徘徊して回るので施設も対応に苦慮しています。居室は特別に個室を用意して、部屋にはほとんど物を置かないようにして異食の防止に努めています。
 ある時、Mさんはヘルパーステーションに入り込み、デスクに置いてあったハンドクリームを全部食べてしまいました。すぐにかかりつけ医に連絡しましたが、経過を観察するように指示されました。施設長はヘルパーステーションのデスクに物を置かないよう指示しましたが、その日の夜Mさんはまたヘルパーステーションに入り込み、今度はデスクの引き出しの中に入っていたホチキスの針を1箱全て食べてしまいました。夜勤職員が対応した時は、口の中を切って出血もしており、看護師の指示で総合病院の救急外来を自主受診しました。口腔内の傷は軽症で飲み込んだ針も消化器官を損傷することなく、2日後には無事排泄されましたが、Mさんの異食事故対策に困り果ててしまいました。

異食した時生命にかかわる危険物品のみ厳重に管理する

■異食を防止することは困難

 認知症の利用者のBPSDは、生活環境や生活習慣などを見直すことで改善できるケースがありますが
 異食癖の改善はなかなかうまく行きません。また、身の回りの物品を周
 から遠ざけるとヘルパーステーションなどを物色するようになり逆効果
 です。異食事故の防止対策としては「異食した時生命にかかわる危険物品
 のみ厳重に管理する」という対策を行っています。

■異食リスクは3つのレベルに分けて対応する

 異食すると生命にかかわる危険物品は次のように分けて対応すると良いでしょう。

     

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