住産ニュース - バックナンバー

2019年1月号 新しい暮らし方を提案する住宅商品

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1.社会や暮らし方の変化に対応した住宅商品の開発が相次ぐ

  2018年10月22日、政府は、未来への投資の拡大に向けた成長戦略と構造改革の加速化を図るための会議である未来投資会議を開きました。未来投資会議では、現行の65歳までの継続雇用の義務付けを、70歳まで引き上げる案等が検討に入っています。安倍政権では、「人生100年時代構想」を掲げ、高齢者が長く生き生きとした生活が出来るような社会制度の整備を進めています。住宅会社各社も「人生100年時代構想」を見据えた新しいコンセプトを取り入れた商品や、増加する共働き世帯をサポートする仕様を取り入れる等、社会の変化に対応した新しい暮らし方を提案する新商品を発表しています。

2.「人生100年時代」を見据えた“脱LDK”住宅の発売へ

 住宅会社S社では2018年10月より、新コンセプトモデルの住宅を販売しています。こちらは、同社の研究所で行っている「住めば住むほど幸せ住まい」研究の成果と先進技術により、「わが家だけのファミリースイート」をコンセプトに考案されたモデルとなっています。従来の「LDK発想」から脱却した「新しいリビングのあり方」を提案しています。研究所の研究成果によると、リビングは食事、団らん、くつろぎ等の、家族の様々な役割を受け止めていることが分かりました。そこでこれからのリビングは、従来のL=くつろぎ、D=食事、K=調理といった、単機能で考える「LDK発想」から脱却し、過ごし方を縛らない「多用途空間=大きな広間」であるべきと考えたということです。
 新コンセプトモデルの住宅は、多用途に利用できる仕切りのない大空間リビングを中心とする新しい住まいづくりの提案となっています。家族でテレビを見るといった、「一緒にいて一緒にする」ことと、スマホやPCを使う、お茶を飲むといった「一緒にいながら思い思いに過ごす」ことを両立できる空間の広さの確保と、家族の気配、つながりを伝えるための仕切りの排除を取り入れました。また人生100年時代を見据え、将来の家族構成の変化等で必要な部屋数や用途が変化しても、構造がシンプルであるため、リノベーション時の制約が少なく、将来のリフォームの設計変更等にも柔軟に対応することができます。

3.共働き世帯向け仕様の新商品も発表に

 住宅会社M社が2018年10月から販売しているモデルは、増加する共働き世帯を応援するため、スキップフロアを取り入れた新商品です。5層のスキップフロア空間に、ライフスタイルや収納提案、子育てサポート、環境性能等のスマートな新デザインが盛り込まれています。
1階玄関ホールのファミリーロッカーには、毎日使う通勤鞄やランドセル、コート等を収納することで、身支度の習慣化を図ります。また、朝晩の歯磨きや手洗い、洗顔も子供自身で出来るように、2階にある二つの子供部屋の間には洗面スペースを設ける等、様々な工夫を取り入れました。さらに、スキップフロアデザインで2階を子供専用フロア、2.5階を親専用フロアとし、空間的な距離を置くことで、お互いの生活を尊重し、子供の自立を促しています。
 生活デザインでは、水まわりスペースを隣接させた集中設計を取り入れている他、水まわり周辺を自由に行き来できる行き止まりのない「サーキュレーションプラン」、洗濯物を“干す・取り込む・畳む・しまう”を効率的に行える「ランドリー動線」を採用し家事効率を高めました。また、キッチンからは洗面所、バスルームが見通せるので、家事をしながら子供の朝の準備、夜の入浴の様子を見守ることができます。

資料作成:株式会社 住宅産業研究所
※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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