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2018年1月号 未来の生活を展示「CEATEC JAPAN2017」開催

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【今日のポイント】 

1.「IoT住宅」の分野では、「IoT」と「鏡」を結び付けた展示が注目
2.生活に身近な製品にもIoT化開発が進行

国内最大の家電・IT(情報技術)の見本市である「CEATEC JAPAN 2017」(シーテック)が、10月3~6日に千葉県の幕張メッセで開催されました。18回目となる今年は、昨年よりも多い667の企業・団体が参加し、来場者数は1日平均3万8000人以上で、4日間の合計では昨年実績を上回る15万2066人となりました。
「シーテック」は、これまで大規模な家電見本市としての印象が強くありましたが、昨年から展示内容を大きく変更しました。新たにIT色を強く打ち出し、あらゆるものがインターネットとつながる「IoT(モノのインターネット)」が展示の目玉となっています。これにより、従来の家電メーカーが中心となった出展ではなく、異業種からの出展や、実用化を強く意識した出展が目立つようになっています。今回は、「シーテック2017」に出展された各展示の中から、将来の住宅や生活に関連する最新技術をご紹介します。

1.「IoT住宅」の分野では、「IoT」と「鏡」を結び付けた展示が注目

 そもそもIoT住宅とは、各住宅会社が普及に努めているスマートハウスをさらに進化させるものだと言われています。スマートハウスが住宅内の機器をネットワーク化したものであるのに対して、IoT住宅は住宅の外の機器とも連携を可能にしたものです。今回のシーテックの展示において、住宅分野で注目されたIoT技術の一つが、自宅にある鏡がインターネットとつながった「鏡×IoT」の技術です。鏡に搭載されたセンサーが健康に関するデータ等を取得し、鏡面に測定結果を表示して見える化するシステムが様々な企業によって展示されました。
 某住宅産業グループでは、鏡の裏側にセンサーカメラを搭載し、ユーザーの微細な顔色の変化から心拍数を取得し、鏡面に読み取った結果を表示する仕組みを出展しています。センサーに体の一部を触れることなく、心拍数のデータの取得が可能となった点が特徴です。毎朝の歯磨きをする際に心拍数を計測することが出来るため、日々の生活の中で自然に体調管理が出来る点が魅力となっています。今後、一般住宅の洗面台等への導入実用化を目指して開発が進められているところだということです。

2. 生活に身近な製品にもIoT化開発が進行            

 その他には、某電機メーカーが出展した「IoT浴室コンセプト」も注目を集めました。浴室にある箱型のユニットが給湯器や空調機器、照明、音楽配信サービス等とインターネットでつながり、給湯温度や浴室の照明を音声で操作することができます。また、空気の状態を感知するセンサーを搭載しており、入浴後の浴室の空調をコントロールしてカビの繁殖を防ぐこともできます。風呂掃除が必要な時期になると、専用アプリを使ってユーザーのスマートフォンに通知する機能も備えているということです。

今回ご紹介した各社の展示は、実用化までにはまだ時間がかかると見られていますが、近い将来、IoT技術の活用によって、より便利で豊かになった未来の生活が実現するでしょう。

資料作成:株式会社 住宅産業研究所

※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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