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2017年9月号 『各社注目の住宅商品トレンドは”高天井”

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【今日のポイント】
   1.住宅会社各社は、富裕層対策の一環として“高天井”住宅商品に注力
   2.住友林業はビッグフレーム構法を進化させ、最大で3,520㎜の天井高を実現
   3.“天井高ブーム”のきっかけを作った大和ハウスは、より高天井に商品リニューアル  

1.住宅会社各社は、富裕層対策の一環として“高天井”住宅商品に注力

 このところ、各社から発売される住宅商品では、天井高の高さをアピールしたものがトレンドとなっ
ています。各社とも高天井による大空間・大開口を実現し、居室や家全体の開放感を訴求しています。
このようなトレンドは、人口減少等、将来的に国内住宅市場が縮小していくと予想される中、各社が住
宅へのこだわりが強い富裕層の需要を獲得しようとする狙いがあると考えられます。
 今回は住宅会社各社が注力する“高天井”を実現した商品についてご紹介します。    

2.住友林業はビッグフレーム構法を進化させ、最大で3,520㎜の天井高を実現       

 住友林業の「ザ フォレスト BF」は、同社の独自技術である「ビッグフレーム構法」を進化させた戸
建注文住宅商品です。「ザ フォレスト BF」の最大の特徴は、天井高を4種類の中から選ぶことができる
という点です。選べる天井高は、2,250㎜、2,400㎜、2,600㎜、2,800㎜の4種類となっています。また
梁を露出させて天井を高く見せる折り上げ天井では、3,100㎜の高さまで対応可能とし、さらに床下げ仕
様と併用することで最大で3,520㎜の天井高を実現することができます。
 また、木製集成材と高強度鋼棒を組み合わせ、特許を取得した新技術の「プレストレストティンバー」
は上からの荷重への対応力が強化され、これまでの最大開口幅が約5.2mだったのに対し、約7.1mまでの
大開口・大空間の設計が可能となりました。この技術により、窓などの開口部を広げて居住空間の開放感を
向上させることができるほか、車2台が余裕を持って駐車できる大型ガレージ、店舗設計などに対応するこ
とができるということです。
 販売価格は、130㎡のモデルプランで1坪当たり64万円(税別)で、住友林業では、年間5,500棟の受注
を目標としています。

3.“天井高ブーム”のきっかけを作った大和ハウスは、より高天井に商品リニューアル

 住宅会社各社が天井高に注目するきっかけになったとも言える住宅商品が、大和ハウスが2014年1月に発
売した「ジーヴォΣ」です。「ジーヴォΣ」は、一般的な戸建住宅に採用されている2,400㎜の天井高よりも
高い2,720㎜の天井高を提案し、好評を得ています。また、高天井をアピールしたテレビCMも話題となり
2014年1月の発売以降、累計販売棟数は約10,000棟となっています。
 大和ハウスでは、4月に「ジーヴォΣ」のリニューアルを行い、従来よりもさらに高い天井高を実現しました。        

                  

資料作成:株式会社 住宅産業研究所

※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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