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2013年 4月号 木材利用ポイント事業がスタート!
今月のポイント

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新築木造1棟あたり30万円相当のポイント付与

地域材の使用が条件に(イメージ写真)
地域材の使用が条件に(イメージ写真)

今回は4月から林野庁が始めた新たな補助事業、「木材利用ポイント事業」について説明させて頂きます。同事業は、(1)木造住宅(2)内装・外装の木質化(3)木材製品及び木質ペレットストーブ等--の購入・施工を行う住宅購入者に対して、事業の利用条件を満たす場合に1ポイント1円相当のポイントを付与するもので、新築木造1棟の購入では30万円に相当する30万ポイントが付与されます。過去に実施されエンドユーザーの住宅購買意欲を喚起した住宅版エコポイント制度の木材利用バージョンともいえる事業で、事業活用は新築木造住宅の販促に有効と見込まれることから、業界内で関心が高まっています。以下、事業の概要を紹介します。

「主要構造材+α」で規程材積以上の地域材利用が事業活用条件

木材利用ポイントの付与対象となる新築木造住宅は、その工法として「木造軸組工法」「枠組壁工法」「丸太組構法」で、それぞれの工(構)法を使って建てる際の主要構造材の樹種は、

  1. 木造軸組工法・・・スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、アスナロ
  2. 枠組壁工法および丸太組構法・・・スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ

の使用が条件です。上記樹種は、都道府県により生産地が証明される制度で認証されたもの持続可能な森林経営など環境への配慮に基づき、民間の第三者機関が認証した森林から産出されたものなどの条件を満たした地域材でなければなりません。

主要構造材の対象部位は「柱・梁・桁・土台」で、これに間柱(厚さ27ミリ以上)と付随使用する構造用合板(壁への使用は厚さ12ミリ以上、床への使用は24ミリ以上)を加えた総材積量が、規定以上であることが条件です。
上記総材積の規定量は、

  1. 延床面積80平方メートル未満・・・4立方メートル以上
  2. 同80平方メートル以上95平方メートル未満・・・5立方メートル以上
  3. 95平方メートル以上110平方メートル未満・・・6立方メートル以上
  4. 110平方メートル以上125平方メートル未満・・・7立方メートル以上
  5. 125平方メートル以上・・・8立方メートル以上

です。対象となる新築木造物件の工事期間は、4月1日~2014年3月31日までに工事請負契約を締結している場合です。このほかのポイント利用の重要事項としては、工事施工事業者は地域の木材利用ポイント運営事務局に事業者登録をする必要があることがあげられます。

木材利用ポイントで付与されるポイントは、新築木造1棟あたりが30万円相当で、このうち「全国商品券及びプリペイドカードなどへの交換」「即時交換(対象工事と一体的に実施する木材を使用した別の工事への代金充当)」に使える割合は、それぞれ最大50%となる15万円相当に限定されます。
事業の運営事務局が選定した地域の農林水産品(加工食品および伝統工芸品を含む)、地域限定で使用される商品券、農山漁村地域への体験型旅行などへの交換・サービスを利用する場合は付与ポイント利用枠に上限はありません。ポイントの付与対象は新築木造のほか、内装・外装の木質化工事、木材製品および木質ペレットストーブの購入等も対象ですが、内外装の木質化工事・木材製品および木質ペレットストーブの購入等については、一部で現時点(4月1日現在)において詳細が決まっておらず、それらは決定され次第公表されることとなっています。

建築事業者向けの説明会は都道府県の各協議会が実施

林野庁は1日、木材利用ポイント事業に関する専用ホームページ「木材利用ポイント事務局ホームページ」(http://mokuzai-points.jp/)を立ち上げ、事業活用に関する告知を始めました。建築施工事業者に対する事業説明会は、今後、47都道府県の各自治体ごとに設立予定の協議会が行い、説明会の日程などを告知します。事業内容の変更等、重要事項は上記ホームページで発信されますので、事業の活用を検討している方々は、こまめにホームページをチェックしましょう。

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