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2013年 3月号 住宅計画立てた理由の3位『消費増税』!
今月のポイント

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展示場来場者へのアンケート

モデルハウスの内観(イメージ写真)
モデルハウスの内観(イメージ写真)

今回は、住宅展示場協議会が月に公表した総合住宅展示場来場者へのアンケート結果のまとめ「総合住宅展示場アンケート2012調査報告書」から、話題となっている消費税増税に関する駆け込み需要の有無とその程度について、ご紹介させて頂きます。
 先に結論から言いますと上記の報告書では、住宅購入の計画を立てた人が、なぜ計画を立てたかの理由の回答率の高い上位5項目のうちの第3番目に、「消費税が現状の5%から引き上げになる前に住宅を購入したいから」との回答が入りました。以下、詳細を説明します。

住宅計画実現予定時期、「1年以内」29%・「2年以内」24%

「住宅購入計画を立てた理由」で回答率の高かった上位5位までの理由は、第1位「現住宅は借家なので持ち家が欲しい」46%、第2位「子どもの成長を考えて」45%、第3位「消費税引き上げ前に建てたいと思って」34%、第4位「現住宅に不満・不便があるので」31%、第5位「親など親族の土地が利用できるようになったので」26%――となりました(複数回答)。

この上位5つの理由のうち、第1位、第2位、第4位、第5位のそれぞれは、住宅購入計画立案のアンケートで常に理由の上位を占める定番で、特筆すべきものではありません。しかし、消費税引き上げ理由が4位と5位を押しのけ3位に入ったことは、ズバリ「駆け込み意識の顕在化」と言って良いと思います。
そこで次に、消費税引き上げが住宅計画の実現時期に与える影響についての回答結果をみてみましょう。住宅計画の実現希望時期と、消費税が現行の5%から8%・10%と2段階に分けて引き上げられる時期との関係についての質問への回答は、「もともと税率アップ前に実現させる予定」27%、「8%になる前に実現させたい」29%、「10%になる前に実現させたい」8%――でした。この結果から、住宅取得計画を持つ人たちのうち、8%・10%との税率引き上前に計画を実現したいと考えている割合は4割弱、もともと引き上げ前の計画実現を予定していた人を合わせれば実に6割強の人たちが、計画実現の場合は税率引き上げ前を考えていることになります。

また、計画実現の具体的な予定時期についての質問には、「1年以内」29%、「2年以内」24%、「2年以上先・未定」40%との回答傾向となりました。5年前のアンケート結果では、この「1年以内」の回答率が19%だったことを考えると、住宅計画の早期実現を望むエンドユーザーの割合が、いかに高まっているかが伺えます。

「駆け込み」は既にエンドユーザー意識に顕在化

以上のことを考えると、既に消費税増税前の駆け込みはエンドユーザーの意識の中では顕在化しており、これが実際の発注といった実需として出てくる期間は今後2年間とみることができます。

消費税増税のあとに来る需要の減少をカバーするためにも、自社住宅の「ウリ」を明確にし、太陽光発電などの補助金制度や住宅ローン控除などの住宅優遇制度をエンドユーザーにわかりやすく説明できる態勢を構築しておくなど、駆け込み需要の確実なキャッチアップとして社を上げて取り組み、万全の態勢で臨む必要があるといえるでしょう。

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