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2012年 5月号 地域型住宅ブランド化事業が募集開始
今月のポイント

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長期優良住宅建築で補助金

都内の木軸住宅建築(イメージ写真)
都内の木軸住宅建築
(イメージ写真)

 今回は4月25日に国土交通省が発表・募集を開始した、戸当たり最大120万円の補助金が交付される2012年度地域型住宅ブランド化事業の事業活用要件について、説明させて頂きます。

 同事業は、昨年度に実施された中小工務店向けの長期優良住宅普及事業・木のいえ整備促進事業と同様に、木造で長期優良住宅を建築することが事業活用の要件となっていることは同じですが、地域型住宅ブランド化事業はこれ以外に、①事業者単独ではなくグループ単位での応募が必要、②応募内容に関して評価が行われ「不採択」となった場合は事業が活用できない――などが、木のいえ事業と大きく異なっています。

以下、詳しく説明させて頂きます。

グループでの応募が要件に

 国交省が発表した地域ブランド化住宅の要件で最も大きな要素となるのは、グループ単位での応募です。グループは事業者の構成として、①原木供給、②製材・集成材製造・合板製造、③建材流通、④プレカット加工、⑤設計、⑥施工、⑦その他――の各事業者で構成することが必要となります。このうち②は、提示された3業種のうち1業種以上での参画が要件です。

 グループの参加事業者数は、①~⑥は原則1事業者以上、⑥の施工業者(中小工務店がここに当てはまります)は5~10業者程度以上での構成が必要で、施工業者は原則として、元請での年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の中小住宅生産者が対象になります(一定の構成要件を満たせば同300戸程度未満の住宅事業者も参画可能)。
 また、地域型住宅ブランド化事業は、応募しても採択されなければ事業活用できない点が、木のいえ事業と大きく異なっています。そして、この「採択・不採択」のカギを握るとみられるのが、応募要件となっている地域型住宅の特徴・具体像及び共通ルールを、グループとしてどう定義するかです。

夏以降に第2回目を募集予定

 この定義付けの作業で真っ先に検討すべき要素として、提案する地域住宅の具体像が、住宅を建築する地域の特性を反映しているかどうかがあげられます。
 国交省では応募の際の当該部分の要件として、
①「地域の気候・風土、歴史、文化、街並みや景観などの特徴」
②「地域材の特徴および供給の現状」 ――に関する記述を、そして①および②を踏まえた上での
③「地域型住宅の特徴、具体像」 についての記述を必須要件にしています。

 地域型住宅ブランド化事業の応募要件の詳細は、国土交通省のホームページ(「住宅・建築」のコンテンツにあるトピックス内『「地域型住宅ブランド化事業」のグループ募集について』)および、地域型住宅ブランド化事業評価事務局のホームページに掲載されていますので、事業活用を希望する事業者の方は、ぜひご参照下さい。なお、事業応募の締め切りは6月8日(必着)となっていますから注意が必要です。夏から秋頃にかけて第2回の募集も予定されています。

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