住産ニュース - バックナンバー

2011年 6月号 住宅エコポイントが期限短縮

震災と消費者の購買マインド 大震災のあった3月は消費者マインドは冷え込み 今回も東日本大震災に関連したお話をさせて頂きます。震災から1ヵ月以上が過ぎ、震災によって生じた3月の消費者マインドの冷え込みが、調査などで明らかになりました。

住宅エコポイントが期限短縮 今月のポイント

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工事期間の締め切りが当初の12月末から7月末に

今回は住宅エコポイントのお話をさせて頂きます。国土交通省は5月中旬、住宅エコポイントの対象になる工事期間の締め切りを、予定していた12月末から5ヵ月間短縮し7月末までにすると発表しました。国交省は約2400億円の予算規模を担保に、新築で60万戸、リフォームで60万戸、合わせて120万戸の枠を設定していました。当初は年末まで利用できると想定していたのですが、利用が旺盛で、4月末時点で既に申込累計が65万9187戸に達したため、このままでは「予算がオーバーする可能性がある」(大畠国交大臣)と判断、締切期間を前倒しすることにしました。

この締切期間の前倒により、エコポイントの対象となる工事は、新築では戸建て、共同住宅とも7月31日までに着工した物件が対象となります。リフォームでも同様に7月31日までに工事に着手した物件が対象です。またポイントの申請期限は、新築戸建てが来年6月30日、10階以下の共同住宅が来年12月31日、リフォームが来年3月31日までと従来から変更はありません。ポイント交換期限にも変更はなく、2014年3月31日までとなっています。

住宅エコポイントの申請・発行状況

付与するポイントは、新築で太陽熱利用システムを搭載した場合は32万ポイント(1ポイントは1円相当)、リフォームでは工事ごとにポイントが決められており累計で30万ポイントが限度です。

なお、4月の住宅エコポイント申請件数は、新築が5万5865戸、 リフォームが2万9301戸の合計8万5166戸でした。

今年追加した住宅設備のポイント発行状況は、太陽熱利用システムが5件・10万ポイント、節水トイレが3024件・6076万ポイント、高断熱浴槽が2254件・4508万ポイントで、初めて太陽熱利用システムのポイント発行が確認されています。また、4月のポイント発行総数は合計180億4801万7千ポイントで、内訳は新築が162億2041万ポイント、リフォームが18億2759万7千ポイント、交換したポイント数は172億5988万881ポイント。対象工事と同時に行う工事費用に充当できる「即時交換」の利用は、新築で111億2254万4400ポイント、リフォームで106億9557万7400ポイントでした。

エコポイント表
震災復興への財源投入優先で制度復活の道は険しい

初めのうちは「1戸あたり30万円ぐらいのポイントでは訴えるものはない」などどいわれていたエコポイントですが、今では、税制の優遇策など他の住宅施策とともに、消費者に対してプラスの心理効果があったと評価されています。さらなる制度の復活を求める声が業界内に根強くありますが、震災により復興方面の財源投入が最優先のため、エコポイント復活の道は険しいのが現状です。

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