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2017年 6月号 飲食店経営の最大テーマは「働き手が集まる会社作り」

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人材獲得こそが最も重要な経営課題

 いま、飲食店経営において最も重要な経営課題は「人材の確保」です。直近の厚生労働省データによると平成29年3月度の有効求人倍率は1.45倍(全国平均)です。これは145の事業所が求人をかけているにも関わらず100人の求職者しかおらず、45の事業所は人材の充足がままならないという状況です。これを産業別に見てみると飲食店の有効求人倍率はさらに高く、調理に関する求人で倍率3.02倍、接客に関する求人で3.82倍という状況(パート含む)です。つまり、300~400軒の事業所が100人の求職者に対して争奪戦を繰り広げている状況なのです。飲食店は人手のかかる業種です。料理を作るのも「人」であれば、接客サービスを担うのも「人」です。その「人」が十分に居なければビジネスは成り立たちません。

 

【人材獲得には”働き手目線での魅力的なお店づくり”が重要】

 これからの飲食店経営は、お客様が喜ぶ店づくりだけでなく、いかに働き手目線で魅力的なお店をつくるか!?例えば、おしゃれなカフェやバルなどは業態が持つ“おしゃれなイメージ“が若者には魅力的に映ることで、一般的な飲食店よりも求職者数が上回る傾向にあります。

○社員にとって働きやすい労働環境(勤務形態など)
○求職者にとって魅力的なお店づくり(待遇や店内環境)

○応募時の着目点や社員定着の重要要素である休日日数

など“働き手目線”で経営体制を見直し、さらには自社の採用専用WEBサイトを通して、求職者に対して自社や自店の魅力を発信する、など直接伝えていくことが今後ますます重要となります。

 いままでの「お客様目線の経営」の取組みに加えて、「働き手にとって魅力的なお店づくり」を念頭において経営していくことが将来的に永続する飲食店を作っていくのです。                 

資料作成: ㈱船井総合研究所
※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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