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昨年の訪日外国人数を地域別でみると全体の74%を占める東アジアに次いで、タイやマレーシアなど東南アジアからの旅行者が約11%を占めています。今後も東南アジアからの旅行者の増加が見込まれるなか、東南アジア圏が多数を占める「ムスリム」を知らずにインバウンド対策はできません。これからの東南アジア圏からのインバウンド需要を取り込む決め手として「ムスリム」への対応が鍵を握っていると言っても過言ではありません。まずは「ムスリム」を知り、学び、さらなるインバウンド需要を取り込む準備を始めましょう。

まずは “ムスリム” を知ろう!

■ムスリムとは
「ムスリム」とはアラビア語で「イスラム教徒」のことを指します。イスラム教徒は聖典クルアーン(コーラン)の教えに則った  五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)を順守して生活しています。食事も「食べていいもの」と「禁じられているもの」が明確に分かれており、迷った場合は聖典クルアーンの教えにもとづき自己で判断しています(大抵は避けるようです)。

■ムスリムの食事について
イスラム教には、「ハラールフード=食べていいもの」と「ハラームフード=禁じられているもの」があります。「ハラームフード=禁じられているもの」で代表的なものは「豚」と「アルコール」です。イスラム教の教えでは、豚は雑食性で不衛生な環境下での飼育による感染症などの恐れがあることから、不浄な動物として食することを禁じています。また、アルコールは聖典クルアーン(コーラン)の中で「酒は心を乱す飲み物で悪魔の業でありこれを避けなさい」と明記しています。 ※イスラム教徒は「食材」「料理に付着する血液」「厨房」「(料理を調理する)調理器具」がイスラムの教義に則っているか非常に敏感です。

                                                  資料:国土交通省「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」を基に弊社にて作表

■おもてなしをするときの注意点(一例)
・情報提供
 店頭やお店のホームページなどに、提供する料理には豚肉や豚肉由来の成分を含まないことをアピールします。

・料理について
 
メニューは英語表記が必須です。英語表記があれば「ムスリム」は食べられる料理を自己判断します。
 可能であればメニューは写真付きにし、誤解を与えないようにしましょう。

ハラル対応の料理店から”おもてなし”の方法を学ぶ!

    

「ムスリム」にとって環境が整っていないことを理由に日本訪問をあきらめるケースも少なくありません。すぐにムスリム向けのメニューや店内環境を整えるのは困難ですが、英語表記のメニューを用意したり、日本にあるインドネシア料理店やトルコ料理店などでお店の対応や料理人の対応を見て学ぶことはできます。また、上表のとおりハラルのレストランを検索できるアプリも増えています。ムスリムやハラルを知り、学ぶきっかけとして一度のぞいてみてはいかがでしょうか。       

 ※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

 


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