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2015年 5月号 預金通帳の読み取り
預金通帳の読み取り

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<事例>

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遠方に住んでいるSさんより、父が亡くなったので相続の手続きをしてほしいという依頼があり、ご自宅に伺いました。
Sさんは、お父様とは離れて生活をしていましたが、お父様の面倒をみていましたので、残された財産は自宅の不動産と銀行預金のみとのことです。
お話しを伺いながら、銀行預金の通帳を確認させていただいていると、葬儀社の互助会への支払いが毎月あることに気付き、Sさんに聞いてみると、お父様が互助会への加入をされていることはご存知ではありませんでした。
そのため、お父様の葬儀は加入している互助会の葬儀社ではなく、別の葬儀社で行ったとの事でした。

<解説>

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高齢の方の銀行預金の共通点として、入金は2ヶ月に1度年金が入り、出金は毎月、生活費の引出し、公共料金等の支払いがあります。
今回見つけた毎月の互助会への支払いは、互助会へ確認してみると、積立金の払い戻しが出来るということが分かり、早速解約の手続きをし、無事に払い戻すことができました。

ポイント

 預金通帳を確認することで手続き漏れを防ぐとともに、残されたお金を増やすことができる場合があります。
 一つ一つ確認し、よくわからない場合でも、まずは問い合わせてみると良いでしょう。

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●○○証券

 証券会社等からの振込を見つけたら契約があると思われます。契約があるか無いかわからない場合でも、その証券会社に問い合わせてみましょう。

●○○共済

 毎月、一定額の振替がある場合には、その共済で保険をかけているかもしれません。

●○○友の会

 毎月、一定額の振替がある場合には、何か積立てをしているかもしれません。

●○○カイヒ・○○ネンカイヒ

 会費は一年に一度の場合が多いと思いますので、見落としに注意しましょう。

 預金通帳の内容を確認する場合には、1~2ヶ月だけ見るのではなく、少なくとも1年分は見ると良いでしょう。
 また、日ごろ使っていない預金口座は、生前に解約しておくと、相続手続きの際に相続人に負担をかけずに済みます。
 相続が発生してしまうと、名義変更や解約手続きに有料の書類(例えば相続人全員の印鑑証明書など)が必要となり、時間も手間もお金もかかってしまいます。

事例発行元:相続手続支援センター事例研究会
※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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