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2014年 12月号 財産が消えた・増えた!?
財産が消えた・増えた!?

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<事例>

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Cさんは昨年、愛息のDさんを交通事故で亡くされました。
亡くなったDさんは大学卒業後、ITの会社を起業されて、社員も10人近くになり、順調に行き始めたばかりというときに事故に遭われ、まさに「お気の毒」としか言いようがありませんでした。
ご自宅を訪問すると、仏壇にDさんの名刺入れと財布がありました。相談の内容は「会社をどうしたら良いか?会社でかけていた生命保険の取り扱いは?」ということでしたが、お話を伺っているうちに、どうしても名刺入れと財布が気になって、ご両親にお願いしてお財布の中にあるカードを見せていただきました。
Dさんのケースは仕事中の自動車事故です。調べてみると、会員特典として、
シートベルト保険(交通傷害保険)が付帯されているものがありました。それもゴールドカードなので死亡保険金は3,000万円です。
しかし、会員特典なので保険証券は手元にありませんし、保険料を支払う訳ではないので、
多分、カード所有者本人も保険に加入している自覚はないのです。

<解説>

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Cさんの保険金請求手続きは、弁護士を紹介して、その弁護士に取っていただきました。
カード入会時に送られてくる規約や会則・約款を、一度改めて読んでみてください。(特典で一番よく知られているのが海外旅行傷害保険です)
通称バンクカードと呼ばれる銀行系のカードには、キャッシング機能が付いていますが、亡くなった時の借入金が免責になる特典もついています。金額はカード会社によって異なりますが、手続きさえすれば借入金を返済しなくて良くなる場合があります。
また、ショッピングに使うクレジットカードも前月の利用代金が免責される場合があります。

ポイント

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今回は、会費などが自動的に引き落とされてしまうので、早く手続きをした方がいいもの、手続きの仕方をご紹介します。

●クレジットカード

 カード会社に連絡をして、残債があるかどうかを確認してください。
 それと同時に、カードに自動付帯している保険を確認して、適用があるかどうか確認します。
 死亡したら、借金免除になる場合もありますので注意してください。
 カードの裏面や請求書を見て、電話をすれば、解約届を送ってきてくれますので、その用紙に記入してカードをはさみで切って、返送すれば解約手続きは終わりです。
 また、クレジットカードは、高速道路を使うときに利用するETCカードと連動しているので、解約したときには注意が必要です。それを忘れて高速道路を走ろうとすると、料金所の
バーに追突してしまう危険性があります。

●フィットネスクラブ会員証

 早めに連絡をしておかなければ、月会費が自動的に引き落とされます。引き落とされた会費が戻ってくることはほとんどありません。退会届が必要なところもあります。
 また、入会保証金があるスポーツジムやフィットネスクラブ等の場合は、保証金の返還手続きが必要なことにご注意ください。

●デパート会員証・積立て

 デパートの会員証も、クレジットカード機能がついているものが多くあります。
 連絡をしないままでいると、年会費が自動引き落としになりますので、早めに連絡をする必要があります。
 積立金がある場合は、銀行口座からの自動引き落としになっていると思いますので、早めに連絡してください。

事例発行元:相続手続支援センター事例研究会
※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

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