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2013年 8月号 海外におけるパンデミック対策
海外におけるパンデミック対策

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感染症の多くは、ワクチンの開発等により感染を未然に防ぐことができるようになりましたが、特に海外ではウイルスの突然変異等により、新たな感染症が発生することが懸念されています。このような新型の感染症が発生した場合、ウイルスへの免疫性が無く、また、有効なワクチンも存在しないため、感染が劇的に拡大するパンデミック状態となり、日本のみならず海外拠点での事業継続が困難になることが予想されます。今回は、海外におけるパンデミックに対する企業の対策についてご紹介します。

過去に発生したパンデミック事例および現在懸念されている事例

パンデミック: ある感染症が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語。  WHOにより作成された、警戒すべき感染症の感染力や流行の状況に応じた警戒区分であり、いくつかのフェーズに分類されている。

イメージ01
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想定される企業の被害

イメージ01 企業には、主に以下に示すような被害が発生すると想定されます。

  • 海外拠点の役職員の死亡・重症による人的損失
  • 海外拠点の役職員の大幅欠員による操業停止の影響
    (海外拠点の売上の下方修正、プロジェクトの遅延等)
  • 海外サプライチェーンの操業停止による自社への影響
    (納期の遅延、プロジェクトの遅延等)
  • 国内に感染が波及することによる本社機能の停止 等

企業の対策

◆パンデミック発生時を想定したBCP・緊急時対応計画の立案
 ・発生フェーズに連動したBCP・緊急時対応計画の策定(*)
 ・継続的な訓練・見直しによる計画のブラッシュアップ
 ・計画に応じたハード面・ソフト面の対策の拡充(例:ハード面⇒備蓄品の確保等、ソフト面⇒情報収集の強化等)

◆海外駐在員・出張者への指導
 ・感染予防のための健康管理・手洗いうがい等の指導
 ・BCP・緊急時対応計画の周知徹底

◆サプライチェーンとの連動
 ・サプライチェーンを巻き込んだBCPへとブラッシュアップ
 ・サプライチェーンへのBCPの周知徹底

(*)BCP策定の基本的なフレームワークは先月(7月)号の「海外における自然災害とBCP」をご参照ください。

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