海外ニュース - バックナンバー

2012年 12月号 海外におけるテロリスクとは
海外におけるテロリスクとは

オリジナルファイルのダウンロード(PDF)

世界各地で発生するテロによって、これまでも日本人が被害に遭うケースが発生しています。テロはその背景やその時々の政治状況等、手口や発生場所等に特徴があります。今月は、これらの特徴を踏まえて、テロの被害にあわないための対策や注意事項をご紹介します。

どんなテロが起きているか?

イメージ画像
↑クリックで拡大↑
<近年日本人が巻き込まれたテロ事件>
◆ムンバイ連続テロ事件
2008年にインド・ムンバイにて、外国人向けのホテル・レストラン等十数か所でイスラム過激派とみられる勢力によるテロが発生。死者165名(うち日本人1名)、負傷者300名(うち日本人1名)。
◆ロンドン同時爆破事件
2005年にロンドンの地下鉄・バスで起こった自爆テロ。アフガニス タン・イラクに軍隊を派遣していることに反対するテロリスト集団に よるものとみられる。死者52名、負傷者約700名(日本人含む)。
◆バリ島連続爆発事件
2005年にインドネシア・バリ島の市街地にて発生した自爆テロ。 犯人はイスラム主義組織のジェマ・イスラミアとみられる。 死者23名(うち日本人1名)、負傷者100名。

テロの手口としては、上記事例のように爆弾を使ったものが多い傾向にあります。手荷物や小包に隠す、乗り物に仕掛ける等の手口のほか、地域によっては自爆テロ等もあります。一方、狙われやすい場所には、大使館等の外国関連施設、宗教施設のほか、多くの人(特に西洋人)が集まる繁華街・観光スポットや公共交通機関があります。渡航先の国において、事前にこれらに該当する危険な場所を把握しておくことが対策として有効です。

テロを起こす動機は?

イメージ02テロを起こす動機は? テロの動機は、民族紛争や党派間の対立等の政治的な問題や、宗教間の対立、貧困・困窮による世の中への反発等様々です。最近では、必ずしも政治的に不安定な地域や、貧困な地域に限らず、裕福で高学歴の若者が正義感や使命感でテロに加担したり、貧困国からアメリカやイギリスなどに移住した移民の2世、3世が、インターネット情報などに感化されてテロを起こしたりするケースも見られます。そのため、先進国・途上国を問わずリスクがあります。

テロへの対策は?

テロは犯行予告がされるものもありますが、ほとんどは不意をついて行われます。ただし、発生の状況や場所等に特徴があるため、それらの特徴を平素から心がけておくことが予防策になります。主な対策は以下の通りです。

・まずは知ること
在外公館、治安当局等の公開情報、テロのおこりやすい時刻や場所、状況、犯行組織、手口等について情報収集する。日本商工会議所や日本人会の情報交換や現地人社員の口コミも有効。
・日常生活では
政治的・宗教的に重要な施設、不特定多数が多く集まる場所、大規模イベント等にはむやみに近寄らない。政治的・宗教的に重要な記念日等には不必要な外出を避ける。
・オフィスでは
事務所内は危険物を設置されないよう、来訪者の立ち入りができる区画と、社員のみが立ち入れる区画に区分し、不審物確認等安全点検を常時徹底する。出入規制については、TVカメラ等の機械警備を実施し、IDカード読み取り機によるセキュリティロックを設置する。
・来訪者の際は
セキュリティの度合いに応じX線や金属探知機による来訪者および手荷物のチェックを確実に行う。
・万が一のために
避難経路を複数確保しておく。また、所轄警察等公安組織や在外公館、本社等の緊急時通報先をリストアップしておく。爆発予告があった場合などに備え、対応計画を定め従業員に周知徹底する。

あいおいニッセイ同和損保では、海外事業における危機管理体制の整備や、海外駐在員の安全確保を支援するためのコンサルティングメニュー『海外危機管理マスター』をご提供中です。
本サービスに関するお問合せは、あいおいニッセイ同和損保の社員・代理店までお願いします。

Globalsign SSL Site Seal 当サイトでは、実在性の証明とプライバシー保護のため、グローバルサイン社のSSLサーバ証明書を使用し、SSL暗号化通信を実現しています。スマートシールのクリックにより、サーバ証明書の検証結果をご確認ください。
TOPページへ戻る

おすすめコンテンツ

  • 地域AD倶楽部
  • ベルマーク運動
  • 運送ラボ
  • 建設ラボ
  • フード&アグリラボ
  • ケア・フレンズ
  • ベストケアサポーターのご紹介
  • eco now
  • インターリスク総研