自動車RMニュース - バックナンバー
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【ポイント】
ここ数年、毎週のようにアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故が、テレビ・新聞で報道されています。事例として、多発し死亡事故につながっているのが、コンビニ駐車場で店舗に突っ込んだり、駐車場のフェンスを突き破っての転落事故です。
従来は高齢運転者によるものが多く発生していましたが、最近は40~50歳代のベテランドライバーによるバック突っ込み事故も増えています。
慣れが油断を呼び、かえって事故につながっているかも知れません。
何故こんな事故が
- オートマレバーの入れ間違いのままアクセルを急激に踏み込むことでの急発進。気持ちが動転し、車を止めるつもりで更にアクセルを踏み込んでしまう事故。
- バックをするため、ウインドウを開けず車内で後ろを向き、体がねじれたことで足もずれ、アクセルとブレーキの位置を正確に把握しないままで、踏み間違え。
- エンジンをかけ、オートマレバーをD又はRに入れて、先ずはブレーキを踏んだつもりが、アクセルだった。それもブレーキとの思いで、力強く踏み込んでいた。
【アドバイス】
まさか自分がと思うような事故ですが、そのまさかが起こってしまうのが交通事故です。
それを防ぐには、「当たり前のことを・ばかにしないで・ちゃんとやり続ける」ことです。
今回特にどんな点に注意をすれば良いでしょうか。
- 発進時はいきなりアクセルを踏み込まず、クリープ現象を利用してゆっくりとスタート
- 駐車場内での走行は、常に歩く速度ぐらいでのスピードを心がける
- バック時は必ずウィンドウを開け、しっかり頭を出して自分の目で安全を確認すると同時に自分の足元もしっかりと確認する (ミラーだけに頼る軽率なバックは厳禁です)
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